JavaScript を有効にしてご利用下さい.
ありがとうございます!
ポイントで商品を購入しますか?
お気に入りから削除しますか?
商品がお気に入りに登録されました。
ポイントが不足しています。 購入しますか?
作品を購入して読むには、無料の会員登録が必要です。
会員登録するとログインボーナスや本棚機能など便利機能が使えます。
お気に入りの利用には、無料の会員登録が必要です。
作品のレビューには、無料の会員登録が必要です。
荻野スミ/玉響なつめ/花守
(0)
自然の恵みに満ちたその村には、三人の幼馴染がいた。 狩人の子どものタイニー。村長の子どものトール。雑貨屋の子どものソーリエ。 みんなとっても仲良しで、いつだって笑っていた。 ……性別を得るまでは。 この世界では10歳で性別を得て、大人になっていく。 一足先に「男」になったトールと「女」になったソーリエを見て、二人の距離の近さにモヤモヤするタイニー。 「そっか、俺はずっと……トールのことが好きだったんだ」 そして、迎えた10歳の誕生日。 神がタイニーに与えた性別は――「男」だった。 「男」という性別を自覚したタイニーは、自分が抱いているトールへの気持ちに蓋をしたまま、二人と距離を取ってしまう。 18歳になり、トールへの気持ちも落ち着いた頃、タイニーはトールと再会する。 ずっと蓋をしていた「好き」という気持ち、「男」として生きねばという使命……。 性別が後から決まるからこそ生まれる葛藤と、二人の感情の行方は。 【毎月第一金曜配信予定】
レビューを書いてレビューptをゲット!