「新しい飼い主は俺だ。俺だけ見てればいい」不思議・・・いじわるなのに触れる手は優しくて・・・お腹の奥がギュッてなる――幼い頃からヤクザ組織に囲われて生きてきた“れんげ”。そんな暮らしから救い出してくれたのは、同じくヤクザの京介だった。練習と称してカラダを重ねる二人。れんげにとって京介の愛撫はこれまでのどの男とも違っていて・・・?泥の中でも美しく咲く、名前のない愛の物語。