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砂糖祝子
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雨はどうも苦手だ。 ただ、雨に打たれて、ただ冷たくて。 そんな感触を考えては震えてしまう。 4年前に記憶を失った民人(みんと)、過去の自分「綺羅(きら)」のことを覚えていない。 彼の同居人であり親友の大助(だいすけ)は、そんな彼の過去も知っている大切な存在だ。 雨の日の夜、大助は決まって民人のそばにいてくれる。 「あの日も、土砂降りだった。だから、俺も嫌いかも」 その言葉とともに見つめる大助の瞳に映っているのは、本当に民人自身なのか。それとも失われた過去の「綺羅」なのか。 「もし僕が綺羅じゃなくて。僕と大助の前に、綺羅が、現れたら?」 19ページ
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