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著者:安寧
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高校三年生の昊仁には、ひとつ年下の幼馴染・青がいる。 品行方正、眉目秀麗、文武両道、才色兼備…そんな言葉がよく似合う青は、新生徒会長として校内の注目を集めていた。 ――しかし、絵に描いたような優等生の青には、昊仁しか知らない一面がある。 それは、「キャパオーバーになると奇行に走る」こと。 反抗とも呼び難い、現実逃避のような“奇行”を起こす青を心配していた昊仁。 ある日、「捌け口」のひとつとして、友人から押し付けられたセーラー服を持って帰ることに。 …どうやら、昊仁が持ってきた“それ”を気に入ったらしい。 青の奇行は減り、代わりに「家でセーラー服を着る」という奇妙な生活が続いていた。 青が危うい状態から脱した、と安心したのも束の間… 昊仁は突然、青から「女の子みたいにしていいよ」と言われ――。
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