猫のニコロを我が家に迎えた小説家・宮王太郎。時にペット用品を求めたり動物病院に走るのも、すべてはニコロの肉球が放つ効果絶大な「肩もみ」を得るため。そしてついにその僥倖が訪れ…!? 気付けば、すっかりニコロに心奪われる宮王。そんな充実した日常に立ち塞がる無類の猫好きたち。果たして宮王はニコロとの生活を守れるか…!?