束の間の恋人として暁に愛されようと決意したエマ。暁もまたそんなエマに気持ちが傾いていくのを自覚していたが、ある日気付くと”エマ”の名がサイトから消えていて……!? 呼べば会えると思っていた彼の、連絡先も本名も知らない。この悲しみにも似た思いは――。喪失感を弦にのせて、暁が奏でた音はエマに届くのか。朝が来るまで、きみといれたらーーバンドマン×売り専、祈るように恋をして。【第4話】