貴色である黒髪を隠し「後宮の妃」と「有能官吏」の二面生活を送っている紗耶。彼女が半ば強制的に参加することになった四夫人の一人・蘭月の茶会。そこには直近で陛下の御召があったとされる陽陵もいて、少し微妙な空気で…!? 滅多に姿を見せないひきこもりの妃とたった5年で尚書省次席まで上りつめた有能官吏。2つの顔を使い分け、次々やってくる国の危難を解決する――男装官吏の出世物語第2巻!! 発売後即重版! 第6回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門特別賞受賞作のコミカライズ!!