ピラーサーカス団での一連の出来事は、あまりにも悲惨な幕引きとなった。この世の不条理に絶望し、ベルデの制止も虚しく空間の裂け目に消えていったオクシド。空間の裂け目を縫い終わったツォンは、元隊長のオクシドを思い、ある言葉をベルデに投げかける――。一方その頃、勇者ニーリィの元に、かつての仲間であるプラタとアマリ―の二人が向かっていた。ある重要な目的を果たすために…。戦後の地上で新しい生き方を探し続けるベルデ。彼女が進んだ先に待っているのは、どのような未来なのか。