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冬織透真
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「儂にはそれが 美しい龍の鱗に見えるが?」 龍神の加護を受ける一族の中で、ただひとり蛇に魅入られるニセモノだと虐げられていた珠妃(たまき)。「蛇になりたくない」と切に願い、日々厳しい修行に励む珠妃だが、十六の誕生日=運命の神託の日まで残り時間はあとわずか…。そしてやってきた神託の日、珠妃は鬼神族の若き頭首・廉(れん)と出会ってーー。 ◆東京で父親捜しを始めた珠妃。同行してくれた四帆から鬼神族について聞き出すが…!?
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