【憎まれ口は“好き”の裏返し!? でもその恋心――決して悟られてはいけません!】青国の皇帝・令賢から婚姻による和睦の申し出を受けた、魔獣の姫・雪鈴。愛する魔獣を守るため、悪妃の仮面をかぶってでも青国の四夫人の一人として振る舞う雪鈴だったが、同じく四夫人の一人である朱妃から何かにつけて嫌がらせを受けていた。ある日、後宮に火の玉が現れたという騒動が起き、火の玉の正体が火鼠の飛炎、魔獣であるということが分かって――!?