【憎まれ口は“好き”の裏返し!? でもその恋心――決して悟られてはいけません!】青国の皇帝・令賢から婚姻による和睦の申し出を受けた、魔獣の姫・雪鈴。愛する魔獣を守るため、悪妃の仮面をかぶってでも青国の四夫人の一人として振る舞う雪鈴は、皇帝と一夜をともにするお渡りの儀を迎えようとしていた! 黒曜宮に着くなり大量の仕事道具を部屋に運びこませる令賢。賢帝と謳われる令賢は多忙な日々を過ごしているが、仕事を持ちこむ理由はそれだけじゃないようで――。