日々会社員として働く塚田光は、くじけた時に必ず月を見上げることを大切な習慣にしている。それは学生時代に青年と交わした言葉がきっかけだった。ある日、仕事終わりにふいに入った喫茶店で、月に惹かれる常連客の話をマスターから聞かされた光は…?「可惜夜行」、その後の物語。(34P)(この作品はウェブ・マガジン:花ゆめAi Vol.68に収録されています。重複購入にご注意ください。)