幼いころ両親を亡くし、意地悪な叔母の家に引き取られた雨音。使用人のような扱いを受けてきたある日、突然パーティに連れて行ってもらえることに。胸躍らせながら参加したパーティは思っていた以上に煌びやかできれいだった。しかし、雨音がパーティに連れてこられた本当の理由は祖父ほどに歳の離れた男に金で売り飛ばすためで・・・・・・。当たり前のように男に雨音を紹介する叔父に茫然とする雨音。そんな彼女の手を引いて助けてくれたのはーー!幸せなんかもうずっと諦めてきたのに――幼いころの約束が繋ぐ溺愛ロマンス!