楓が作った草餅を一緒に食べるためにお茶を点てる九十九。普段とは違う九十九の雰囲気にドキドキする楓は、ふとキラキラと光る器に目を奪われる。器の美しさに興味をよせる楓に、九十九は何かを言いかけて…。 ※本電子書籍は『mimosa vol.43』収録の「ひととせ、ふくくものごとし 第六話」と同じ内容です。