不良少年は優等生少女から目が離せなかった。彼女の マズそうな弁当に。クラス一の美少女・朝比奈亜梨沙がある日作ってきたマズそうな弁当に、高校生・牧誠也は一目惚れした。「朝比奈さんの弁当が食べたいから付き合ってほしい」――。徐々に交流を深めていった亜梨沙と誠也たち。けれど、どこか昏い影が日常に落ちているようで。そんな中、亜梨沙にアメリカ行きの話が持ちかけられて――。切なくて、苦くて、愛しくて、美しい。青春物語、第二巻。