陽希(はるき)のことをふってしまった咲(さく)。「これが正解なはず――」いくら言い聞かせても、刺さった棘が抜けない。そんな様子を見かねて咲に声をかけたのは琴乃。「今の咲は、嫌い」その言葉の真意に触れたとき咲の心は再び走り出す… 咲と陽希そして井竜の恋のゆくえは!? 呪いが運命に変わる、感動の完結巻。