今回の依頼は夜の盛り場で楽しく遊んでいる不良娘、高瀬なつみを家に連れ帰って欲しいという厄介な仕事。早速、お嬢様の遊び場にやって来た賢吾。すると高校生にもなっていない15歳の子供に大人が4人も群れている。揃いも揃って鼻の下を伸ばしやがって、と怒り心頭に達していたら、なつみと目が合ってしまう。しかも彼女の方から「1人なの? あなた」と声を掛けて来た!? 賢吾の方が渋くて素敵と嬉しい事を言ってくるので、もっと落ち着ける所へ行こうと店の外へ誘い出す。だが連れて行ったのは、なつみの家だった。母親が出迎えるが口も利かずに家に入る。父親が再婚した継母らしい。なつみにも事情があるようだ。翌朝、史緒が怖い顔をして事務所にやって来る。昨夜なつみを家に送り届ける所を見掛けたらしい。仕事だと説明していると所長がもう一度、高瀬なつみの件で仕事をして欲しいと言ってきた。はっきり言って、なつみのように恵まれていながら好き勝手に生きている今時の子供は大嫌いだ、と憤っていると史緒が自分が代わりにやると言い出した。仕方なく史緒と張り込みに行くが、あっさりとなつみに見つかってしまう。だが、今回なつみがいた店にヤクザがやって来て…!?