バーテンダーの甚太郎は、女にふられたのを機に独身を謳歌するつもりで一軒家を買う。だが引っ越してみるとその家には、見知らぬ若い男と幼女が勝手に住みついていた。「元彼に追い出されて行くところがない」と言う妙に図々しい男・進はともかく、小さな娘のひなに同情した甚太郎は、進に次の恋人ができるまで家に置いてやることにするのだが……。(初出『fRag vol.26』重複購入にご注意ください)