「こんなにも惹(ひ)かれるのは、清子(さやこ)が“黄金律”だからなのか…?」 逃げられぬ運命と感情の狭間(はざま)で揺れる狼(ろう)。一方清子は、そんな狼の胸中を計れずに、不安を募らせていた。 2人の想(おも)いとは裏腹に、狼の“郷(さと)”での後継者争いは激化していくが、そんな中、行方不明の“生き神”の居場所を知る人物が――!?