幕末――京の街を駆け回り必殺の剣を操って、「浅葱色の狼」と恐れらた「新選組」の沖田総司。時はさかのぼり、江戸――12歳の「事件」から3年の月日がたった頃、書物ばかり読むようになった「若先生」に不満を持つ沖田惣次郎15歳は、江戸有数の大道場で山南敬助と名乗る男と出会い…!?