「お前は生きるんだよ」肝移植を受けないともはや数ヵ月の余命となってしまった青年・雅高(まさたか)。ドナー登録者からの移植を待っていたのではとうてい間に合わず、生きる気力を失くす中、彼の母親が脳出血で倒れてしまう。母親からの肝移植を勧める早乙女(さおとめ)だったが……。