永久保貴一の初期傑作。白粉(おしろい)を塗りながら一日中村を徘徊する老女をからかう中学生の良夫は、ある日、その老女が殺されて死体が土蔵に埋め込まれていた事を知る。そして、その夜遅く、何故か化粧品の匂いをさせた良夫の姉が取り憑かれたような様子で「蔵に来い」と良夫に詰め寄ってきた…。(33P)(この作品はウェブ・マガジン:ホラー シルキー増刊 戦戦恐恐 Vol.3に収録されています。重複購入にご注意ください。)