女子高生ルリは打撃人類だ。不安の空気が蔓延する世の中で、人々の理由のない苛立ちが生んだ悪をルリは憎み、拳に満ちた怒りで打撃する。闘うことの本当の意味はわからない。だがルリはもう迷わない。打撃は正義だ。恋人の死をのりこえて、ルリは今日も打撃人間として進化しつづける。