この世界は、つながりに溢れている。血のつながり、街のつながり、想いのつながり。でも、そのつながりは簡単に消えてしまう。僕はそのことを誰より知っている――。 知られたくないのに知ってほしい。一稀へのどうしようもない想いを抱えている燕太は、また一稀と一緒にサッカーをするため、一稀のため、希望の皿を集めることを決意する。 対して、兄・誓のために希望の皿が欲しい悠の決意も変わらない。 一稀、燕太、悠、それぞれが必死につながろうとしながら、複雑な想いが絡まっていく――。電子限定おまけ付き!!