「そんな愛、もういらない」同棲中だった彼氏・はるの下を出て行った美紅だったが、はるから届いた一通の手紙が、美紅の決意を打ち砕く。そんな美紅の背中を押してくれたのは、イヴのまっすぐな想いだった。すべてを「愛」という言葉で片付けられる暴力に気づいた時、美紅はもう一度、真っ赤なリップを塗る。戦いと再生の第3巻。