両親を亡くし妹とともに親戚の家で暮らすエイジは、食事もろくにとれないような環境で暮らしていた。ある日、バイトの先輩である喜多に強引に「信友島」という島に連れて行かれる。信友島は「隣人の良き人である」というルールさえ守っていれば、働かなくていいし好きなことをして暮らしていける島だった。島の人々も親切で理想郷のような島に見えたが、ルールを破った人間がどうなるかを目撃し島の裏の顔を知ったエイジは島からの脱出を計画する。