ロンドンで起きた大火災の原因がテオにあるとして、ロンドン教会に呼び出された、テオとマリー。そこに待ち受けていたのは、テオの教会時代の師、白魔女・リリーであった。リリーはテオを再び自らの元に起き、「魔法使いによる新世界の創出」を企てる。揺れ動くテオの心。マリーは師匠として、白魔女と対峙する――。万感の最終巻。