神の使いを殺した罪で刺青を入れられて村を追放された女マタギのアモ。山神・エルスに拉致された幼なじみのマンザを救い出すため、「鬼の又鬼」と呼ばれる浪人となって旅を続けていた。ある日、狼のオイノ様を祀る村に立ち寄った。その村では神の生け贄になる人間を探していたが見つからず、アモが目をつけられてしまう。神様に食われて死ぬのか、果たして‥‥!? 『70億の針』の多田乃伸明が圧倒的筆致で描き上げる壮大な歴史ファンタジー第2巻!!