トーボくんは、動物と自由に話ができるふしぎな少年だ。でも、なぜか人間とつきあうのが苦手で、施設で育てられる。小学4年生になったとき、父ちゃんとふたりで暮らすため、東京・下町の家に帰ってきた。ある日、“自殺志願”の猫を助けるトーボくん。身の上話に同情して、家で飼うことになるのだが…。