親は子を想い、子もまた親を想う。そんな親子の記憶を辿る物語――。織の両親の手がかりを探しに幼少のころ暮らしていた場所を訪れた夏羽(かばね)たち一行。断片的な記憶を頼りに捜索を続ける中、織の叔父・昭夫が何かを隠していることを突き止めたのでございますが…。