時は室町幕府全盛期。後に能楽師として大成する世阿弥こと鬼夜叉の舞は、時の将軍義満の心を惹きつけた。寵愛を受けるがゆえか、周囲で妖しい事件が頻発。民間陰陽師の声聞師でもある鬼夜叉は、陰陽師安倍有世に弟子入りし事件解決に立ち上がる。