「名前を呼ぶ」、「見つめ合う」、「手を握る」…気持ちの伝わるエッチを「女性向けのポルノ小説」として完成させたい小説家・有木。その作家人生を懸けたポルノの制作に関わることになった編集者・つばさ。懸命なつばさの態度に触発されながら、有木の小説は、徐々に「女の子の悦ぶ」ツボを抑えたものに変化していく。それと比例して、ふたりの距離も縮まっていくようで…。そして花火の夜、はじめてふたりきりの夜の過ごしたのだけど…!?