路地裏で気を失った青年を拾った久保田。目を覚ました後も敵意をむき出しにして一向に心を開かない青年だったが、隣の部屋に住む小学生の男の子の協力により、共同生活は形になっていった。しかし、”時任”と名付けたその青年の右手は、「W・A」の副作用によく似た獣化をしていて――。