数百年の間封印されてきた“幻の舞”を見るために、山奥の洋館を訪れた民俗学者助手・八雲樹。その館は仮面研究家・永峰竜一のコレクションで埋め尽くされた、まさに“仮面の館”だった。竜一の娘・桂による“幻の舞”の途中、突如として桂が竜一に襲いかかり気を失ってしまう。そして翌朝、招待客の一人が死体で発見される――。