生命とは何かの犠牲の上に成り立っているもの――。いつか月嶋教授にそう言われた千尋。この言葉が頭から離れない。気になって仕方ない千尋は、たまらず月嶋教授の自宅へ向かう。しかし、バルザックにより自宅が月嶋教授ごと爆発されてしまった! きっと無事だと信じていたが、今宵は“魔月”。月嶋教授の力は衰え、一般の人間よりも弱き存在に成り下がってしまっていたのだ。絶望し跪く千尋。人の血を欲していたバルザックは千尋に襲い掛かった! 驚愕のインテリアクション、完結。