幼き日のランテとダンテは、キアン神託士の名の元に出された命令により、戦場へかり出されていた。だがそのたびにダンテは暴走し、仲間をも傷つける。騎士団の内部ではすでに、そんな命を出すキアンへの不信に溢れ、暗殺計画まで持ち上がるほどだった。騎士団長のリヒターが団員達を諌める横で、それを聞いたランテは、ある事を思いついて――!?