朝丘ユミ。小さな身体から繰り出される魔球サーブ「いなずまおとし」の切れ味は、常に観るものを驚かせてきた。彼女が所属する「立木武蔵」のコーチ・牧圭介は全日本選手権に向けて新たな攻撃技を考案し、ハードな特訓によって習得させる。それは、新メンバーのジュンと完全に呼吸を合せなければ成功しない究極のクロスプレーだった。衝突を経て心をかよわせたユミとジュンだが、それでも新技「魔のX攻撃」は2つの弱点を持つ。さらに、ユミの片足に激しい痛みが襲いかかる。窮地のただ中で、少女選手たちは勝利を信じ、自らに克つことができるのか!? 合言葉は勝利の「V」! ドラマ化もされ日本中が熱狂し、心を震わせた日本漫画史上に燦然と輝く、伝説のスポ根少女コミックの金字塔、第4巻(全9巻)!!