「神脳のバラ撒き」をきっかけに二人の男がホムラの元へ訪れる。ラマの独自数式が記された雑紙の真価に気が付いた彼らもまた数学者であり、名は蝋亜と炎二郎。ホムラは雑紙の解読作業を二人に共有する、その交換条件として、「フェルマーの最終定理」の研究への協力を提示した。一方、未曾有の数才をもつ少女・ラマは、そのあいだにも……。