幼馴染の銀河と琉叶。銀河は、泣き虫だった自分をいつも守ってくれた、強くて眩しい琉叶のことがずっと大好きだった。 幼馴染として、親友として、いつも近くにいられたから、それで満足していた。友人から『誰かに掻っ攫われるぞ』と発破をかけられても、どうしても一歩が踏み出せない銀河。誰かに取られたくはないけれど、気持ちを伝える勇気もない…そんな葛藤を抱えていたある日、酔った勢いで抑えきれない気持ちが溢れてしまい…?