アゼリアの街で発生した吸血虫(ワーム)は民族虐殺(ジェノサイド)を企てた領主によって仕組まれたものだった。そのたくらみに気づいたアインは領主を問い詰めるが、時を同じくして疑心暗鬼に駆られた民衆たちによる暴動が激化し“災厄”が引き起こされる…。 悠久の平和を求めた賢者アイン・ソフの物語――完結!