「元気の出るおまじない。さあ、母さんのおっぱい飲みなさい」――ごく普通のOL・夏帆は、恋人である良太との婚約を心待ちにしていた。しかし夏帆の平穏な日常は、良太の母が事故で入院した日から一変する。優しそうな見た目とは裏腹に、夏帆に不穏な視線を投げかける母親・・・。そこには、親子の愛情を超えた怪しい関係が隠されていた。良太の言動に不安を感じ始めた夏帆は、良太の父・哲也に相談するうち、彼に心を惹かれてしまい――・・・