依頼人大学生の祖父宅で見つかった1本のビデオテープ。そこには四肢を縛られ生きたままナイフで腹部を切られる伯母の姿が生々しく映し出されていた。過去に観た親族は全員鬱病を患ったり、自殺するなど、不幸な運命を背負うことになった「呪いのビデオ」。もしも「本物」であった場合、伯母を殺めた犯人たちを呪い殺してほしいというのが今回の依頼だった。映像の真偽を探るために終(おわる)たちは、かつてリアル過ぎて本物と間違われたスプラッタビデオを監督した怪奇漫画家、血ノ出玉次を訪ねるが…