19世紀末、英国。伯爵家に仕える生真面目な執事・エド。彼がお世話する事になったのは日本の娼館から養子として迎えられた晴人だった。晴人の妙な色気と笑顔を絶やさない様子はどうにも胡散臭い。どうせ財産目当てだろうとエドは警戒心をあらわにしていた。そんな時、晴人から慣れない環境で眠れないと添い寝を頼まれてしまう。主人と同衾など滅相もないと一度は断るが、体調を崩した晴人を心配したエドはベッドを共にすることに。晴人が自分に心を許し素直に甘える姿に、エドは執事以上の感情が芽生えて──。堅物執事×異国の主人の身分差ラブロマンス。描き下ろしつき。