時はさかのぼり約30年前。楊夜羽(ヤン ヨハネ)の母・和子は、玉慈(ぎょくじ)グループ統括本部の受付で働いていた。そこで会長の龍王子陽一に見初められ、ふたりは不倫関係となる。やがて和子は妊娠。しかし陽一からは堕胎を強要され、逃げるように姿を消す。生まれた子供は朝陽(あさひ/のちの夜羽)と名付けられた。だが数年後、和子の前に龍王子家の使者が現れ、朝陽を龍王子家の子として、無理やり連れ帰ってしまった。