16世紀初頭・北の寒村からさらわれ、奴隷となった少女アレクサンドラ。彼女を買った商人・マテウスの正体はオスマン帝国皇帝の側近・イブラヒムだった。そして、イブラヒムによって皇帝・スレイマンに献上された彼女は、「ヒュッレム」という名を与えられ、妾として後宮で暮らし始める。 けれど、そこは女たちの計り知れない嫉妬や策謀の渦巻く場所。ただただ戸惑うばかりのヒュッレムは命を狙われ、また友人・ヴェータも殺されてしまう。 後宮での生き方を掴みあぐねるヒュッレムだけれど・・・・・・?