蒙古軍による西夏国侵攻が続く13世紀。味方の裏切りにより瀕死となったユルールを救うため、決死の覚悟で蒙古の砦へ向かうシュトヘル。そこで、出奔した弟・ユルールを追跡中のハラバルに遭遇する。彼こそ、シュトヘルが仇として憎しみ続ける「虎の男」なのだが…!?人は何のために闘い、そして死んでいくのか…!?伊藤悠が13世紀の大陸を舞台に圧倒的筆致で描く歴史超巨編!!