その日、親友(とも)と妹が俺の敵になった――。第四部[修羅行編]クライマックス!! ――東京湾上のヤマタの塔に乗り込んだハルを迎えたのは空士朗(くうしろう)ではなく、錬金術師・陣(ジン)の眼を額に宿した「親友」のカズナリと妹の秋樹(あき)だった。友と妹が敵に回った事実と完膚無きまでの敗北が、ハルを虚脱させる。そんな彼を砦で待っていたのは、カズナリとの闘いを上回る「死闘」だった……!!