辺境惑星を治める伯爵に転生したリアムは“悪徳領主”を志すも思惑とは裏腹に、稀代の名君として称賛を集めつつあった。領地経営が安定し民も潤い、これから悪徳領主らしく搾取を行おうとしたその時、凶悪な宇宙海賊の船団が襲来する!噂に名高い海賊に、数も練度も劣る自艦隊が敵うはずもなく降伏すべしの声が大勢を占める中、高らかに宣言する――「俺の初陣を済ませようじゃないか」初めて体験する宇宙艦隊戦は如何ともし難い戦力差から劣勢。だが、リアムが機動騎士アヴィドを自ら乗りこみ出撃すると戦況が一変! 付き従う兵士たちの士気が高まる一方で・・・・・・!?悪徳領主を目指すも、なぜか領民から慕われ・・・?機動騎士で悪党も成敗する勘違い領地経営譚!