合宿を経て、金江(かなえ)への恋心を自覚した灰賀(はいが)は、その後なかなか金江に会えずもどかしい日々を送っていた。そんな中、重音部のライブで久しぶりに金江に会えたことを喜ぶ灰賀だったが、彼から告げられたのは「店に来るな」という拒絶のような言葉で…。一方金江も、徐々に灰賀への想いが変化していることに気づき始める。ひたむきで心優しい朗らか男子×クールビューティーな男前先輩が、ゆっくり丁寧に時間(とき)を重ねていくハートフルラブストーリー、完結編。