作者が時々立ち寄る自然観察施設で保護されたヒヨドリのヒナ“ヒヨちゃん”は人なつっこい性格で、たちまち職員や常連のアイドルに。ずっとここにいると、みんなが思いはじめていたのだけれど……。野鳥のヒナなんか、拾うもんじゃない。野生のものの目を、のぞき込んではならない。あの「カマキリかまさん編」(第2巻収録)以来の反響を呼んだ“せつないとりぱん”――――「ヒヨちゃん編」を収録。巻頭には家庭菜園の写真掲載。